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マテリアル

焼結石の技術仕様

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吸水率、曲げ強度、使用温度、耐火区分、耐汚染性、重量、環境負荷を試験方法とあわせて確認します。

以下は記事で扱う素材の参考値です。各試験方法とともに、実際に採用する製品の仕様書を確認してください。

物理・機械的性質

項目参考値試験方法
吸水率約0.02%EN ISO 10545-3
曲げ強さ約55 MPaEN ISO 10545-4
厚みの許容差±0.2 mmロット検査記録
厚み6mmの重量15 kg/m²以上—
厚み9mmの重量22 kg/m²—
厚み12mmの重量29 kg/m²—

高い曲げ強さは、3200×1600mmのような大判を扱う際の重要な条件です。ただし搬送時の安全性は厚み、支持方法、欠けや加工穴の有無にも左右されます。

各種耐性

A1は、規格における不燃性の区分です。実際の採用には対象製品の認証を確認してください。
項目参考値試験方法
使用温度範囲−30〜+300℃—
燃焼性A1EN 13501-1
耐汚染性クラス5EN ISO 10545-14
耐紫外線性色差ΔE 1未満—

耐熱性と低吸水性は、天板や屋外用途を検討する際の利点です。ただし熱い鍋には鍋敷きを使い、屋外では凍結融解への適合性と施工条件を個別に確認してください。

吸水率0.02%から考える4つの特徴

以下は素材を比較するための参考値です。吸水率は、分類だけでなく製品ごとに確認する必要があります。
素材吸水率
焼結石約0.02%
磁器質タイル0.5%以下
天然花崗岩0.1〜0.8%
陶器質タイル8〜15%

耐凍結性:内部に入った水が凍って膨張すると、破損の原因になります。低吸水性はそのリスクを抑える要素ですが、外壁への採用には製品の適合性と施工仕様の確認が必要です。

耐汚染性:液体が内部へ浸透しにくいため、表面の汚れを清掃しやすい特徴があります。汚れは放置せず、指定された方法で取り除いてください。

封孔処理:焼結石は一般に封孔処理を必要としません。天然石の処理頻度も石種と使用条件によって異なります。

衛生面:緻密で水を吸いにくい構造は手入れに有利です。ただし湿潤部では表面や目地を清掃し、乾燥・換気を保つことが必要です。

これらは板材自体の特徴です。継ぎ目や取り合いには、用途に合う目地材やシーリングと適切な施工が必要です。

滑りにくさ

DIN 51130の傾斜試験による区分では、R9とR11で性能が異なります。対象となる用途と現地の基準を確認してください。
仕上げ参考区分用途の目安
マットR10〜R11駐車施設、商業施設、水回りなど。個別適合確認が必要
半マットR10〜R11同様の用途で、色の深みも重視する場合
鏡面R9主に乾燥した室内

環境負荷の参考比較

素材炭素排出量の参考値(kg CO₂/m²)
焼結石約16
陶器質タイル約20
磁器質タイル約25
天然花崗岩100超

よくある質問

焼結石の吸水率は?

本記事の参考値はEN ISO 10545-3で約0.02%です。比較例は磁器質タイル0.5%以下、天然花崗岩0.1〜0.8%、陶器質タイル8〜15%。採用時は製品別の数値を確認してください。

焼結石に封孔処理は必要ですか?

通常は必要ありませんが、表面処理や施工方法を含め、メーカーの指定に従ってください。

熱い鍋を天板に置けますか?

素材自体は熱に強いものの、温度差や接着部への影響もあります。製品の使用条件を確認し、鍋敷きを使ってください。燃焼性の認証は耐熱使用条件とは別に確認します。